福岡県は17日、今年4月以降に9名の発症が確認され、感染が拡大しているはしか(麻しん)について、医療機関などではしか患者と接触した可能性のある経過観察対象者が900人以上に上ることを明らかにした。
また、春日市や大野城市などで発症者が相次いでいることを受け、大野城市にある福岡県筑紫保健福祉環境事務所に職員を15日から1名、17日からは新たに2名、計3名を派遣して対応にあたっている。
小川洋福岡県知事は17日の会見で、はしかと思われる症状が出た場合、医療機関に電話などで相談するともに、受診の際には公共交通機関の利用を避けるよう、呼びかけた。
【坂田 憲治】
▼関連リンク
・【緊急続報】9人目発症、福岡県内ではしか感染拡大の恐れ
・【続報】はしか、新たに2人発症、県は対策本部設置へ ~春日市・筑紫野市・太宰府市近辺で2次感染に注意
・はしか発症、福岡県内で4例目 ~ 春日市・筑紫野市近辺で2次感染に注意
関連キーワード
関連記事
2025年4月10日 16:35
2025年4月2日 12:00
2025年3月28日 16:30
2025年4月17日 10:30
2025年4月10日 13:00
2025年4月9日 17:00
2025年4月3日 17:30