2024年11月29日( 金 )

中華人民共和国成立69周年・中日平和友好条約締結40周年記念レセプションが開催

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▲中国駐福岡総領事 何 振良氏

 中華人民共和国成立69周年・中日平和友好条約締結40周年を記念するレセプションが、27日午後6時から、ホテルニューオータニ博多4階の「鶴の間」で開かれた。

 会場入口付近では、中日平和友好条約締結40周年、中国の改革開放40周年を記念した写真展が開かれ、会場内のステージ両脇には、各企業や団体から贈られた花束が並んだ。

 レセプションには福岡県内および九州各県の自治体関係者をはじめ、文化・経済団体、企業、在日華僑・華人団体関係者など約550人が参加した。

 開会のアトラクションでは、二胡名曲の「シルクロード」と「競馬」の生演奏が行われ、周年を祝うに相応しく華やかに幕を開けた。主催者である中国駐福岡総領事の何振良(かしんりょう)氏は冒頭の挨拶で、「中国は改革開放路線に転換してから40年間、経済、文化、教育、科学技術など、さまざまな分野で発展を遂げている。今日の中国があるのは、各民族がいろいろな困難を乗り越え努力したおかげだと思っている」と述べた。また、「中国と九州沖縄・山口は位置的にも近く、歴史上古くから交流が行われ緊密な関係を築いてきた。これからもお互いが手を携え、力を合わせ、新しい時代の中日関係を切り拓いていきましょう」と力強く語った。

▲二胡による演奏の様子
▲何氏と参加者が写真撮影をする様子

 その後、福岡県知事の小川洋氏、福岡県議会議長の井上順吾氏、衆議院議員の鬼木誠氏による来賓挨拶が行われ、前福岡県知事で福岡工業大学最高顧問の麻生渡氏が乾杯の音頭を取った。

 乾杯後の歓談時間は立食形式。何氏の周りには握手や写真撮影を望む人が後を絶たなかった。会に参加した人からは、「ここ数年の日中関係は良好で、国同士だけでなく、自治体や民間の交流も活発に行われている。各々の人たちがこうして交流を深め、日中関係をさらに深めていければ」との声が聞かれた。
 

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