3店舗閉店の井筒屋　中間決算で4期ぶりに赤字

　年末から来年にかけて3店舗の閉店を発表している井筒屋（本社：北九州市小倉北区船場町1-1）は、9日、今年度の中間決算が4期ぶりに赤字になったと発表した。

　連結売上高は377億6,000万円（前年同期比1.5％減）。18年7月に発表した、山口県の宇部店（18年12月末）、JR小倉駅前のコレット（19年2月末）、黒崎店（19年5月末）の3店舗閉店による特別損失として35億3,000万円を計上した影響で、36億6,000万円の最終赤字となった。3店舗の8月の売上高は前年比でわずかに増加しており、同社は「閉店セールを盛り上げたい」としている。

　また、本店については、今後1年半で約20億円をかけて、売り場などを改装すると発表した。

【内山　義之】