ユニーファミマ、ドンキ株を公開買付け　役員派遣し持分法適用会社に

　ユニー・ファミリーマートホールディングス（HD）とドンキホーテHDは6日、ユニーファミマが7日からドンキ株を1株6,600円で株式公開買い付け（TOB）すると発表した。
　ユニーファミマはTOBのため100％出資で設立したFDUインベストメント合同会社を通じて購入する。ドンキの発行済み株式の最大20.17％まで買い付け、持分法適用会社にする。ユニーファミマの買付け金額は総額2,000億円を超す。

　両社はこれを機にユニーファミマの親会社である伊藤忠商事を含めて連携を強化、総合スーパー事業だけでなくコンビニでも提携を進める。ユニーファミマはドンキに役員1名以上を派遣する。
　ドンキは来年1月、ユニーファミマの子会社であるユニーの株式60％を買い取り完全子会社にする。ドンキ、ユニー、ユニーファミマの3社の単純売上高合計は4兆7,000億円と国内3位の流通グループになる。