2024年11月23日( 土 )

「ベルメゾン」の千趣会 希望退職者は212名に

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 カタログ・ネット通販大手で「ベルメゾン」を展開する(株)千趣会(東証一部、本社:大阪市北区、梶原健司社長)は12月14日、10月に公表した希望退職者募集の結果を公表した。

 募集対象者は18年10月26日時点で45歳以上の正社員および全契約社員(グループ会社は各社で定める条件による)で、募集人数は280名を予定。退職日は18年12月31日で、特別退職金の支給、希望者に対しては再就職支援会社を通じた再就職支援を行う優遇措置を取る。この募集に対しての結果は212名となった。本施策の実施にともなう費用は12億円を見込んでおり、18年12月期決算で特別損失として計上する予定。

 同社は17年12月期決算で連結売上高1,260億円ながら、110億円の最終赤字を計上。18年12月期業績見通しも、黒字見通しが一転して100億円規模の最終赤字見通しとなったことで、中期経営計画の見直し、代表取締役の交代、希望退職者の募集などのリストラに踏み切った

関連記事