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福岡県は1月9日、インフルエンザの流行状況について、注意報の開始基準値である10を超えたと発表した。今後、インフルエンザの本格的な流行が予想されるため、手洗いや咳エチケットなどの感染予防策、拡大防止策を徹底するよう呼びかけている。
県の感染症対策係によると、福岡県内には全部で198の定点医療機関があり、1定点医療機関あたりのインフルエンザ患者報告数(1週間における患者の受診者数)が1を超えた時を流行開始の目安とし、10を超えた場合に「注意報」、30を超えた場合に「警報」として、注意喚起を促している。
今年度は第48週目(2018年11月26日~12月2日)に1.10を記録して以降上昇を続け、第52週目(12月24日~12月30日)で13.59を記録し、注意報発令に至った。
【図】は直近5年間の発生状況をグラフ化したものである。対策係の担当者は、「今後インフルエンザの発生はピークを迎えるものと思われる。少なくとも9週目から10週目までは注意が必要ではないか」と話している。
【長谷川 大輔】
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