2024年11月22日( 金 )

客付、元付もっとつながろう!スマホで不動産業界をつなげる新サービス「TRG(トラジ)」

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 不動産業の営業担当者をマッチングする新サービス「TRG(トラジ)」が、5月8日に開始する。トラジを運営するのは、トリビュート。同社も宅建業許可をもつ不動産会社だ。

 同社の担当者は、「業者間で商談のアポイントを取る場合、電話で行う場合が多いが、相手のニーズなど素性がわかればもっと効率化できる。また、知らないエリアでも業者の素性をある程度事前に知ることができれば、安心して情報交換できるようになる」と新サービス開発の背景に自社内の非効率があったことを話す。

 さらに、「『新しい不動産業者と知り合いたい』『取扱い件数を拡大したい』『メールや電話よりも効率的に仕事したい』といった営業ニーズは必ずある。トラジで不動産売買を加速させます」と新サービスへの意気込みを語った。

 トラジに登録できるのは宅建業者に限られる。そのため、登録には個人の実名、宅建許可番号、顔写真の登録が必須となる。ユーザーは土地・建物の登録、検索も可能だ。地域や会社名、店舗名でユーザーを検索でき、互いに「パートナー」になれば、1対1、グループ、登録物件ごとにチャット機能を使って情報交換できるようになる。また、購入希望条件を設定すれば、条件に合った物件が自動で紹介される。

 5月8日のサービス開始に向け、トラジはユーザー登録の開始を始めた。通常、利用料金は個人契約(1 ID)で月額8,800円、法人契約(10 ID)で月額5万円を予定しているが、ユーザー数が500人に達するまで利用料は無料とする。登録はトラジの登録サイト(https://trg-group.jp/entry)から行う。

【永上 隼人】

 

関連記事