ホークス、ドラゴンズに2連勝～ベテラン勢の活躍が光る

ホークス5－2ドラゴンズ

　福岡ソフトバンクホークスは5日、セ・パ交流戦で中日ドラゴンズと対戦し5-2で勝利した。ホークス先発は和田、ドラゴンズ先発は大野。

　昨シーズンは怪我によりプロ入り後、初めて1軍登板がなく、今シーズン初登板となった和田。和田は、2回に高橋、ビシエドに連打され、続く阿部のライトへの犠牲フライにより失点、0-1と先制を許す。しかし、追加点は許さず、仲間の援護を待った。

　ベテラン投手の復活を後押ししたいホークス打線は、2回、前日ソロホームランを打っている松田がカウント1-1からソロホームラン（12号）を放つ。その後、内川もレフトスタンドに勝ち越しとなる1発をたたき込み2-1と逆転する。

　和田は、4回にビシエドにソロホームランを打たれ、今シーズン初勝利とはならなかったが、5回78球2失点とまずまずの投球を見せ、「久しぶりにヤフオクドームのマウンドに上がり、とても力が入りました。先発としての最低限の投球はできたかな」と手ごたえを感じた様子だった。

　6回からは椎野、7回武田、8回モイネロがマウンドに上がり無失点に抑える。一方、打線は6回にデスパイネのソロホームラン、8回にはグラシアルのダメ押し2ランホームランとキューバ勢の活躍で3点を追加し5-2に。

　最終回は守護神・森が登板、京田に出塁を許すもしっかりと試合を締めくくった。

　本日は対ドラゴンズ3連戦の最終日、先発はホークスが大竹、ドラゴンズが山井。

　【麓　由哉】