「異体同心事」でグループ一丸となる～スーパーバリュー九州本部アソシエイツ会開催

（株）スーパーバリュー九州本部 中島 薫 社長

　食品ボランタリーチェーンの（株）スーパーバリュー九州本部（本社：福岡市南区、中島薫社長）は6月28日、福岡市博多区のホテルで毎年恒例の「第36期アソシエイツ会総会」を開催した。会には九州各県のバリューグループに加盟するスーパーの経営者や、アソシエイツ会に所属する食品メーカー、卸など関係者ら約400名が出席した。

　会ではアソシエイツ会会長・藤吉泰晴氏（三井食品（株）会長）が（公財）モラロジー研究所の杉一郎名誉顧問の著書「大きな傘に守られて」から「お客さまの困っていることは何でもしてもよい」という一説を紹介し、スーパーバリュー九州本部加盟社各社がお客さまのために尽力していこうと呼びかけた。また、中島薫社長はグループの経営理念である「異体同心事」を挙げて、再度グループ一丸となって厳しい業界環境のなか生き残っていこうと呼び掛けた。

　恒例となっている講演会では、評論家であり拓殖大学大学院客員教授の江崎道朗氏が登壇。国会議員の政策スタッフを務めた経歴と、安全保障や近現代史などに関する幅広い知見を基に「米中貿易戦争と日本の課題」というテーマで、各国の国内情勢と政治、政権状況、国際的な動きなどを絡めつつ、経済に与える影響や今後の展望について講演した。

　講演会後は懇親会も開催され、三井食品（株）九州支社長・生澤晃氏の乾杯で幕を開け、アソシエイツ会を中心とした各参加者が親睦を深め、同会の佐々木繁理事（（株）佐々木冷菓社長）の万歳三唱で閉会した。

【吉田　誠】

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