2024年11月13日( 水 )

知らないと怖い!給与明細

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給与が発生すると必ず会社から受け取る“給与明細”。最近は紙だけでなく、メールでデータが送られてきたり、会社の社員用Webページから確認するようになっていたり…と渡し方はそれぞれ。

みなさんは渡された給与明細をちゃんと確認していますか?
「金額が変わらないのは分かっているから」「邪魔になるから」「通帳記入すれば分かる事だから」と確認もせずに捨ててしまう方も少なくないはず。でもちょっと待ってください!給与明細には、会社から支払われる金額だけでなく、自分が税金などをいくら支払っているのかも記載されています。それだけではなく、会社が給与計算を間違っている可能性だってあるのです。そうなると困るのは自分自身です。

そこで今回は、給与明細の簡単な見方を紹介していきます。きちんとマスターして、自分の給与に関して把握していきましょう!

給与明細の構成

給与明細は、大きく分けて次の3つで構成されます。

(1)勤怠
その月の出勤日数や就業時間が記載されています。残業時間などに間違いがないか確認しましょう。
よく記載される項目:勤務日数、欠勤日数、残業時間、有給消化日数、有給残日数

(2)支給
基本給や通勤交通費など、会社から支払われるお金が記載されています。
よく記載される項目:基本給、非課税交通費、役職手当、時間外手当、出張旅費

(3)控除
給与から差し引かれるお金が記載されています。
よく記載される項目:健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、所得税、住民税

(4)差引支給額
いわゆる手取り。総支給額−総控除額の金額。実際手にすることができる数字です。

給与明細は、確認して間違いがなければOK!というものではありません。年金記録の確認などに必要になるケースもあり得るのです。源泉徴収があれば、1年ごとの給与や控除額は確認できますが、各月の明細まで確認することはできません。

つまり給与明細は、

・貰ったらすぐに確認
・おかしな点があればすぐに経理部に問い合わせる
・捨てずに保管しておく
ことがあなたのためになるのです!さっそく実践していきましょうね!

 

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