まちかど風景・博多区中洲～地上8階建てのナイトクラブのその後

　福岡市博多区中洲4丁目、那珂川沿いの一角にある空き地。建設が予定されているのは、「博多ビューテラス」。建物の概要は、鉄骨造で地上8階建てのナイトクラブ。完成後は各種飲食テナントが入居予定だ。

　2月15日の記事「まちかど風景・博多区中洲～地上8階建てのナイトクラブが着工予定」にて、工事着工は19年5月を予定していると報じた。しかし着工予定月から3カ月余りが経過した8月某日、たまたま工事現場の近くを通りかかったところ、外観を見る限りでは工事が進んでいる気配は感じられなかった。

　順調に進んでいれば、工事現場には建設資材などが運び込まれ、重機や鉄骨の骨組みが見えるところだが、内部の様子はフェンスで閉ざされうかがい知ることができなかった。

　現在の工事の進捗はどうなっているのか―設計者である大和ハウス工業（株）福岡支社の担当者に問い合わせたところ、「着工予定が今年9月に延びてしまいました」とのこと。着工が延びてしまったのは、建築主の予算の都合などにより積算がずれ込んでしまったことが要因だという。それに伴い、建築主は当初予定していた（株）創意ビジネスデザイン（東京都港区）から、AKARUI不動産（株）（大阪市中央区）に変更されたことも明らかになった。

　完成予定はいつごろになるのか。前述の担当者は、「完成は早ければ2020年3月頃を予定」としている。

【長谷川大輔】