2024年12月23日( 月 )

ライバルはAIだけじゃない?高齢者採用で変わる雇用環境

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 最近、「アクティブシニア」という言葉を新聞などで目にする機会が増えました。「アクティブシニア」とは定年退職後も活動に意欲的で、元気なシニア層のことです。今、このアクティブシニアの採用を促進しようとする動きが高まっています。
 日本の2016年10月における65歳以上の人口は総人口の27.3%。20年後の2036年には、33.3%におよぶと言われています。

 これまでは60~65歳で定年を迎えることが一般的でした。しかし、定年を迎えても元気で能力の高い方は多く、近年の働き手の不足から、シニア層の採用に注目が集まっているのです。
 実際、企業のなかにはアクティブシニア専門の派遣会社や人材紹介会社もあるほど、シニアの活用は期待が寄せられています。

 現在の求人環境は売り手市場と言われていますが、AIの台頭・導入にともない、就労先自体が減少していく可能性があります。加えて、シニア採用が常用化すれば、熟練した経験や技術を持つ60代も選考の競争相手になります。また定年退職年齢が伸びて、新規の採用枠が少なくなる可能性もあるでしょう。
 現在が売り手市場だからとあぐらをかかず、自分のスキルをしっかり磨くことが今後のビジネスマンとしての生存に関わると言っても過言ではないのです。


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