(株)ラック社長・柴山文夫氏「お別れ会」~約1,400人参集!故人の人柄を慕った方が数多く
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2019年12月17日に満78才で永眠されたラック社長・柴山文夫氏のお別れ会が同社の結婚式場「RITZ5」で行われた。参列者は1,400人を超え献花の時間は40分にもおよんだ。会場には故人の座右の銘だった【雄気堂々】が掲げられてあった。
【雄気堂々】とは勇敢で、力強く立派な様子を表した言葉である。悩んだり迷ったり、1人壁のなかに閉ざれてしまったような気持ちになったとき、前に進む力をくれた言葉である。
お別れ会で感銘を受けたのは、まず参列者の多さ。互助会業界関連の方々、盛和塾の仲間たち、取引先と幅広い交流があったことを改めて知り、故人の偉大さを再認識した。
さらに設置された柴山ミュージアムでは柴山氏の趣味の豊富さが垣間見られた。世界中をまわった旅で撮影した知的さを感じさせる写真集、取得した美術品の数々、膨大な書物を見ると経営者であり、知識の巨人であったことも確認した次第である。
合掌
本日はご多用中にもかかわらず 故 柴山 文夫 儀 お別れの会にご来臨賜り、誠にありがとうございます。
数多のピンチと、それ以上のチャンスに愛された人生でした。幾度も挫折を味わいながらも、現在の会社の前身となる「西日本ウェディングセンター」を立ち上げたのは、26歳のときのことです。
人間は、一度は麻疹をやって免疫体質を作らなければならない、
とは本人の言葉ですが、創業からの数年はまさに苦難の連続…。
それでも彼は、努力することをやめませんでした。
どんな逆風が吹き荒れようとも歩みを決して緩めなかった強く逞しい心が、沢山の人を引き寄せたのでしょう。誰もが「バカな」と驚く独創性と、誰もが「なるほど」と納得する合理性に満ちたアイデアは、先人の教えがちりばめられた本や小説、そして素晴らしい恩師から学んだと聞きます。
企業が強くあるためには、麻疹だけでは不十分、「現場力」が必要
不可欠。現場の社員のために何ができるかを常に考え、見極め、
即行動に移してきた彼の面影は、今も我々の心に息づいています。冠婚葬祭という伝統的な産業を軸に、時流を読み解き、様々な事業を展開してきたラックグループ。「喜び哀しみといった通過儀礼のサービスを通じて、儀式文化の応援団になる」というミッションを掲げ、今も走り続けています。彼が残したものは、遺徳ではありません。なぜなら「柴山社長」は、皆の中に生きているからです。
誰よりも強く、誰よりもタフに。
大きな優しい心で生きた柴山文夫は、令和元年12月17日、静かに瞼を閉じましたが、きっと今頃あの世で絵はがきをしたためているのでしょう。
新しいことに果敢に挑戦して、美味しいワインを探しているはずです。あの柔和な笑顔と気概を胸に、企業文化をしっかり継承して前へ進み続けてゆく我々を、いつか褒めてくれると信じて…「ありがとうございました」。
皆様との素晴らしいご縁、賜りましたひとかたならぬご厚情に、深く感謝を申し上げます。
今後も変わらぬお付き合いを賜りますよう、何卒宜しくお願いいたします。本日は誠にありがとうございました。
(株)ラック
代表取締役社長
実行委員長 松井 秀二
喪主 柴山 三鈴(株)ラック
代表取締役社長
柴山文夫
令和元年12月17日永眠(満78歳)出身地:熊本県阿蘇郡長陽村河陽3362
出身校:福岡大学法学部法律学科卒業。
福岡大学大学院法学研究科刑事法専攻修了
趣 味:読書、海外美術館めぐり、ゴルフ(HD20)
休日の過ごし方:読書、ゴルフ、執筆
過去に経験したスポーツ:テニス、野球
旭日小綬章受章(平成23年)法人名
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