2024年12月27日( 金 )

九州初のジョジョ展開催~刻もうぜ波紋のビート!

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 これまでに東京と大阪の2会場で開催され、26万人以上を動員した荒木飛呂彦原画展「JOJO ―冒険の波紋―」が、長崎県美術館(長崎市出島町)で開催中だ。同原画展の開催は九州では初となる。

『ふるえるぞハート!』

 開催初日の1月25日(土)。長崎県美術館が開館する午前10時前には、すでに長蛇の列ができていた。

長崎県美術館・ギャラリー棟を取り囲む行列に思わず『HOLYSHIT!』
長崎県美術館・ギャラリー棟を取り囲む行列に思わず『HOLYSHIT!』

 行列のなかにはジョジョに関連した衣服を身にまとったファンや親子連れ、外国人の姿が見受けられた。1時間以上かけてやっと展示室に辿り着いたが、この間一切疲れを感じなかったのは、周囲から漏れ聞こえてくる熱い“ジョジョ語り”に触発され、気持ちが高揚していたからに違いない。

 補充が繰り返されたジョジョ展の案内を片手に、いよいよ展示室へ。普段決して目にすることができない荒木飛呂彦先生の作業風景や、ジョジョの原画や描き下ろしの大型イラストに心躍らせ、特設ショップにならんだ思わずニヤリとしてしまうグッズの数々に、財布のひもも緩んだ。同原画展に足を運んでみての感想は、まさに『ディ・モールトディ・モールト(非常に非常に)良いぞッ!』だった。

補充が繰り返されたジョジョ展の案内…『燃えつきるほどヒート!』
補充が繰り返されたジョジョ展の案内…『燃えつきるほどヒート!』

 ジョースター家とディオの数世紀にわたる宿命、印象的なセリフ回しや独特なポーズ、個性的な色使いで人気の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」。週刊少年ジャンプで1987年から連載が始まり、単行本の発行部数はシリーズ累計1億冊をこえ、国内外に多くのファンをもつ。

 そんなジョジョの魅力を余すことなく味わえる荒木飛呂彦原画展「JOJO ―冒険の波紋―」。九州在住のジョジョファンにとっては千載一遇のチャンス。開催期間は1月25日(土)~3月29日(日)までとなっているので、興味のある方は足を運んでみてはいかがだろうか。

■荒木飛呂彦原画展「JOJO ―冒険の波紋―」

<会期>
2020年01月25日(土)~2020年03月29日(日)

<会場>
長崎県美術館・企画展示室ほか(所在地)長崎県長崎市出島町2−1

<開館時間>
午前10時~午後8時(※3月29(日)の最終日のみ午後6時閉場)

<休館日>
2020年2月10日(月)・2月25日(火)・3月9日(月)・3月23日(月)

その他詳細はコチラ⇒長崎県美術館ホームページ

【代 源太朗】

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