アパホテルは、福岡市内3棟目となる「アパホテル東比恵駅前」を7日に開業した。アパホテルが福岡市内で新築時から運営するホテルとしては、福岡初となる。
同ホテルは貸し会議室事業などを手がけるティーケーピー(東証マザーズ、以下TKP)がフランチャイジーとなる。TKPは今夏までに全国で10棟、2,010室のホテルを開業させる予定で、5月12日にはアパホテル福岡天神西の開業が控えている。

アパホテル東比恵駅前の開業記念式典では、TKP河野社長、アパグループ元谷代表、アパホテル元谷社長が記者会見を開催した。会見で河野社長は、「ホテル事業と貸し会議室を始めとするフレキシブルオフィス事業はシナジー効果がある。開業済みのホテルでは、宿泊客の2割近くがフレキシブルオフィスの利用者。今後もホテル事業は拡大していきたい」と話した。

アパホテルは、5月の「天神西(268室)」を始め、来年2月の「博多東(166室)」、3月の「博多駅筑紫口(345室)」、4月の「博多駅前(429室)」「博多駅西(236室)」「博多駅北(147室)」、12月の「博多祇園駅前(305室)」と次々に開業を予定しており、すべて開業した後には市内2,397室となる。東比恵駅前の開業を皮切りに、アパホテルによる博多駅を中心としたドミナント戦略が始まる。

【永上 隼人】
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