久田屋で街焼肉をもっと身近に～糸島の老舗ヒサダヤ

　福岡県内で「肉のヒサダヤ」7店舗の運営を手がけ、最高品質の国産和牛を、専門店だからこそ実現可能な価格帯で提供する（株）ヒサダヤ。1971年の創業以来、糸島市を拠点に活動してきた食肉のプロ集団である同社が、2月25日（火）、ついに博多で「焼肉久田屋」をオープンさせる。同社の飲食事業への挑戦は初。久田屋が掲げる「どこか懐かしい『街焼肉』」が、福岡の焼肉市場に新たな活気をもたらす。

至極の『ひとり焼肉』

　久田屋では、団体利用向けの半個室タイプのテーブル席から、お1人様向けのカウンター席まで、全35席を用意。誰でも気軽に焼肉が楽しめるようになっている。ビジネス街博多への出店ということもあり、主要ターゲットは街を行き交うサラリーマンだが、「ひとり焼肉専用カウンター」は目の前にタッチパネルが設置されており注文は手軽にできる。火力調整も手元のボタンで簡単に操作できるため、女性でも快適に焼肉を楽しめるようになっている。

　また、無煙ロースターが採用されており、においがつく心配もないので、思う存分焼肉を味わうことができる。

　メニューは単品からお得なセットまで多種多様。お勧めはリーズナブルなお値段で満腹感も味わえる「カルビ&ハラミセット」「カルビ&牛タンセット」。その他、久田屋のお肉に合う糸島の脇山米や「白糸酒造」のお酒など、糸島ブランドとの共演も見逃せない。

『街焼肉』を博多から

　自分のペースで、ゆったりと焼肉を楽しんでもらうための空間づくりがなされた久田屋。提供する肉にも一切の妥協はなく、国産和牛のなかでも繊細で味わい深い、こだわりの「雌牛」を使用。独自の仕入れルートにより、リーズナブルな価格帯も実現している。もつ鍋を含むコース料理や、〆にぴったりの「鶏ごぼう茶漬け」など、夜の宴席にも対応する。

　「将来的には、博多で複数店舗運営できるようにしていきたいと考えています。さらに海外市場も見据えて、最終的には単なるメニューとしてではなく、文化も合わせて『焼肉』を展開していければいいなと思っています。また、今後はクラフトビールの提供も予定しています」（久田専務）。

　『「街焼肉」を博多から提案していきたい』という強い思いと、その目標の達成のために準備された、充実のサービスと絶品メニューの数々。ぜひ「焼肉久田屋」で味わってほしい。

【代　源太朗】