地価公示 福岡市は住宅6.8%、商業16.5%上昇
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18日、国交省は「令和2年地価公示」を発表した。住宅地の全国平均は3年連続、商業地は5年連続での上昇となり、三大都市圏を除く地方圏でも住宅地は2年連続、商業地は3年連続での上昇となった。とくに福岡市や札幌市、仙台市、広島市の地方四市では住宅地で5.9%増、商業地で11.3%増と上昇が目立った。
最高価格は住宅地が東京都港区赤坂1-14-11のm2単価472万円、商業地が東京都中央区銀座4-5-6(山野楽器銀座本店)の同5,770万円だった。
福岡市は住宅地が6.8%増、商業地が16.5%増となったほか、那覇市は住宅地が9.9%増、商業地は20.1%増と前年を上回る伸びを見せた。
全国の変動率上位10地点には、住宅地で5位に博多区博多駅南5丁目(m2単価24.8万円、変動率24.0%)、9位に中央区港2丁目(同33.8万円、同22.5%)の2カ所が、商業地でも9位に中央区天神4丁目(同144万円、同34.6%)がランクインした。
【永上 隼人】
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