【コロナに負けない(29)】長期戦も覚悟~マンションデベロッパー、ゼネコン
2020年4月21日 14:19
マンション業界~営業店舗、事務所もクローズ
マンションデベロッパーの団体で話し合いがもたれた。「この時期の自粛」という世の中の流れを受け、モデルハウスをセールス中止の為に閉める。また営業店舗や事務所もクローズすることになった。期限は5月6日までだが、状況によって延長する可能性は濃厚。お客も「マンションを買うどころではない」という気持ちだろう。
中古マンション市場も取引ストップ状態。博多区の中古物件を買うつもりでいた人は「3,400万円の値がついていたが1週間で3,000万円台を割った。しかし、現況のコロナ蔓延という現実に直面していたら購入意欲が萎えてしまった」と語る。
ゼネコン悩む!現場をどうするか
地場ゼネコンの営業本部長は声が明るい。「来週から現場をストップします。期間は2週間です。下請けの方々の日給は保証します。この決定をするまでは気分がすぐれませんでした」と話す。連休明け、5月7日以降については施主さんと話し合いをするとか。
別の建設会社の経営者は「とりあえず1週間をめどに現場の工事をストップしました。5月の連休までは、この状態を続けます。ただし、現場の混乱(例えば自社ばかりでなく、同業他者にコロナ感染者が発生する事態)が6月まで続くようであれば、施主さんとじっくり話し合う必要があるでしょう。そうなると支障が出てきます」と長期戦になる覚悟を決めているようだ。
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