【読者からの投稿】交通事業者は「青色吐息」~“コロナ破綻”しないためにやるべきこととは
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世界中でコロナが蔓延しており、「自宅待機」など自粛が広がっています。その影響もあって、交通事業者は“青息吐息”の状態に追い込まれており、事実、貸切バス事業者のなかには、倒産したり、運転手を大量解雇する事業者が出るなど、影響が深刻化しています。
幸い、新幹線などは絶えず強制的に換気を行うことにより、「三密」状態を回避する施策が実施されていますが、通勤電車や路線バスは通勤・通学・通院などで使用しなければならず、「三密」の状態を回避しながら、運行する必要があります。
「三密」の回避には、「時差出勤の奨励」が大変有効だと考えています。乗客にマスクの着用を義務付けたり、路線バスの場合は、運転席の横のタイヤハウス真上の座席の使用を禁止し、運転席付近をビニールのシートで覆いつつ、車内に空気清浄器を設置して、「三密」にならないようにする対策が必要です。
タクシーも2時間待ってもお客さんが乗車しない状態が続いており、運転手さんは悲鳴をあげています。タクシーは完全密室になります。それを回避するには、お客さんを乗せるまでは、窓を開けて換気を行うだけでなく、客席と運転手さんの間をビニールのカーテンで覆い、遮断を行う。また決済時には運転手さんは手袋を着用すると同時に、つり銭を渡す頻度を減らすため、クレジットカードや交通系電子マネーによる決済を、多用しながら営業させるべきです。
政府が「外出自粛」を呼びかけていますが、これでは経済活動がストップしてしまい、国民生活が破綻すると同時に、交通事業者も経営破綻するでしょう。リスクを取りながら、営業を継続させる方法を、模索するべきではないでしょうか。
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