2024年12月22日( 日 )

主要6社の本業の収支 イズミ、イオン九州、サンリブ、MrMaxは赤字

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 主要流通企業6社が本業の商品売買でどれだけ収益を上げたかを調べたところ、黒字はタイヨーとマックスバリュ九州で、ミスターマックスHD、サンリブ、イズミ(単体)、イオン九州は赤字だった。赤字の4社はテナント賃料で利益を出している。マックスバリュ九州はわずか6,300万円のプラスで収支トントンに近い。

 一般に総合スーパーは本業の小売業が赤字で、直営商業施設のテナントから徴収する不動産収入で赤字を埋め、利益を上げる収益構造。

 前年度に比べミスターマックスHDとイズミは赤字幅が拡大、サンリブは同額で、イオン九州は168億7,400万円から163億5,800万円にややマイナス幅を縮めた。

 イズミは2018年2月期まで本業は黒字だったが、19年に赤字転落。20年は粗利益1,263億1,300万円に対し販管費1,325億9,600万円と差し引き62億8,300万円の赤字で、前年度の2.5倍に拡大した。衣料品の採算悪化が主な理由と見られる。粗利益にはテナント家賃が含まれており、実際の赤字幅はさらに大きい。

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