太陽家具が福岡市内から撤退、店舗は東京インテリア家具に

　創業70年超の老舗家具・インテリア販売会社、㈱太陽家具百貨店(本社：山口県宇部市、代表：川崎 敦祥氏)。同社は、2020年6月に福岡西店を、同年7月に筑紫野店をそれぞれ閉店した。これにより、太陽家具は福岡市内から完全に姿を消すことになった。

　福岡西店は、同業の㈱東京インテリア家具(本社：東京都荒川区、代表：利根川 弘衞氏ほか1名)が店舗を取得、新たに「東京インテリア家具福岡西店」として今秋オープンさせる。

　福岡市場に残る太陽家具百貨店の店舗は、同社HP上で北九州東店と飯塚穂波店の2店舗(20年7月28日時点)確認できるが、飯塚穂波店は営業を終了しており、営業を続けているのは北九州東店のみ。北九州東店によると、「今後も営業を続けてまいります」とのこと。

　ただ、一部では筑紫野店も東京インテリア家具にリニューアルオープンする、との話も聞かれるため、今後も福岡に残された店舗の動向が注目される。

【代　源太朗】