2024年11月27日( 水 )

コロナ蔓延により差別意識が蔓延するという珍奇な事実!!

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 まず国内での延べコロナ感染者数を確認しよう。8月31日の段階で延べ感染者数が68,436人、死者数が1,299人である。日本の人口は1.2億人を超えている。感染によって死者になる確率かどれくらいのものか、計算して冷静になっていただきたい。ひと冬のインフルエンザによる死者数は深刻でない年でも2,000~3,000人におよぶ。厳冬であれば1万人に迫る年もある。これらの比較を通してみると、コロナに対して神経を異常に使いすぎているのではないかと思うのだ。

 3つの例を紹介しよう。

 福岡在住のA氏。盆の墓まいりのため佐賀の田舎へ帰る予定を友人に知らせた。その友人は警告を発して「福岡ナンバーの車で帰らず、また墓地の近くに車を止めないように。こちらではコロナばい菌を異常に警戒していて、福岡を目の敵にしている」と助言したという。

 東京在住のB氏。盆休みに鹿児島へ帰郷する予定であったが、父君から強い口調で断わられた。「近所の人たちは東京のことをコロナの巣であると嫌がっている。『おー、コロナ菌を抱いて帰ってきた。早く東京へ戻れ!』といわれる可能性がある。この夏は帰ってくるな」と厳しくお叱りを受けたというのだ。B氏の父君は学校の校長を務めたほどのれっきとした人物である。

 宮崎出身のC氏。盆休みに夫と連れだって実家へ帰る予定であった。母から「あなたが帰ると甥・姪たちがコロナに感染するリスクが高くなるから帰ってこないで」との通告を受け、ショックのあまりそれから食事が喉を通らないようになったという。一体全体、親族内で甚大なしこりを残すほどにコロナは恐れるべきことなのだろうか。馬鹿なことだ!

関連キーワード

関連記事