2024年12月26日( 木 )

台湾の元総統・李登輝氏を偲ぶ会が福岡で開かれる

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 10月7日、7月に逝去した李登輝台湾元総統を偲ぶ会がホテルオークラ福岡で開かれた。この偲ぶ会は、仏壇仏具販売・(株)はせがわの長谷川裕一相談役、松尾新吾九州電力特別顧問、石原進JR九州特別顧問が発起人となり、台北駐福岡経済文化弁事処の陳忠正総領事とともに呼びかけたもの。

 駐福岡台北経済文化弁事処によると、李元総統の逝去時に関係者から同人を追悼する機会を設けてほしいとの要望が寄せられており、東京・大阪では実施できたものの、福岡では諸事情により実施が見送られていた。
 今般、10月7日の台湾での李元総統の葬儀に合わせて、福岡でも「偲ぶ会」を開くということになった。

『李登輝と九州』緊急出版

 新型コロナウイルス感染防止のため、参列は事前招待・予約のみとされており、李元総統と親交のあった九州内外の政財界関係者ら約500名が最後のお別れを行った。

 また、会場では李元総統と九州とのエピソードなどを取り上げた『李登輝と九州』(集広舎)が発売されており、多くの参列者が買い求めていた。緊急出版のため、書店に並ぶのは後日となるが、李元総統と九州との縁(最後の訪問は2009年熊本)について興味のある方は手に取ってみてはいかがだろうか。

【茅野 雅弘】

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