2024年12月23日( 月 )

アビスパ、12連勝でついに首位! 群馬0-1福岡

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 サッカーJ2リーグ・アビスパ福岡は18日、第27節ザスパクサツ群馬(以下、ザスパ)戦をアウェー・正田醤油スタジアムで行った。

 クラブ新記録の11連勝を続けるアビスパは、現在アウェー4連戦中。ザスパ戦は4連戦の3戦目にあたる。過酷なスケジュールのなか、アビスパは移籍後初の先発となるFW山岸祐也らが出場し、前節からメンバーを入れ替えて試合に臨んだ。

 アビスパとザスパは、10月1日に試合を行ったばかり。手の内を知っている両チームは、立ち上がりから厳しいプレー強度でぶつかり合った。前半はアビスパが押し込むシーンも多く、前半終了時のシュート数はザスパの1に対しアビスパは4。攻勢を続けたアビスパだが最後の一押しが足りず、前半は0対0の同点で折り返した。

 試合が動いたのは後半だ。後半開始直後の51分、アビスパGK村上昌謙のロングフィードをFW山岸、FW遠野大弥とつなぎ、右サイドのMF福満隆貴に展開。福満は鋭いカーブのかかったクロスをゴール前に上げ、ゴール左に詰めていたMF前寛之がダイレクトで合わせて先制。それまでギリギリの守備を強いられてきた群馬DF陣が思わずピッチに倒れこむほどのファインゴールだった。

 アビスパが1点をリードしたが、ザスパも鋭いカウンターを何度も披露。GK村上の好守やシュートがポストに弾かれるなどの幸運にも助けられ、そのまま試合終了となった。アビスパは、前身の福岡ブルックス時代以来となるクラブ新記録の12連勝をはたし、ついにJ2首位の座に立った。

 昨季の不調からはとても信じられない首位奪取だが、リーグ戦はまだ道半ば。シーズン最終節を歓喜で飾るためにも、ファン・サポーターの応援は欠かせない。

 なお、アビスパではチーム運営サポートのためのクラウドファンディングを実施している。コロナ禍で収入の大部分を占めるチケット売上が大きく減少しているアビスパをクラウドファンディングでも支えよう。

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【深水 央】

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