全国の映画館で大ヒット公開中の映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の興行収入（以下、興収）が、公開からわずか39日間で259億1,704万円3,800円を記録。映画「君の名は。」の250億円、「アナと雪の女王」の255億円を超え、日本国内における歴代興収ランキング第3位に浮上。第2位の「タイタニック」の262億円超えも目前だ。
東宝（株）が発表している2020年10月の映画営業部門の興収（東宝映画営業部が配給した作品の興収）を見ても、今年はコロナの影響もあり数字が伸び悩んでいたが、10月に入ると急伸。前月比で123億円増加しており、鬼滅の刃が公開からわずか10日で興収107億円を記録したことからも、興収回復の要因が“鬼滅”効果であることは疑いようがない。
このままの勢いが続けば、国内歴代興収第1位の「千と千尋の神隠し」の308億円超えも現実味をおびてくる。
【代 源太朗】
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