2024年12月22日( 日 )

国際武器取引の闇を描くドキュメンタリー映画が全国公開『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』~ユナイテッドピープル

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 ユナイテッドピープル(株)(糸島市)が配給した国際武器取引の闇を描いたドキュメンタリー映画『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』が、1月30日(土)からシアター・イメージフォーラムほかで順次、全国で劇場公開される。

 “人を殺すための道具”である武器。戦争が続く限り需要が無限に生まれる──。世界の現実を見つめたこの作品は、戦争で莫大な利益を生む国際武器取引を暴く、衝撃のドキュメンタリー映画だ。

 この作品の映画監督ヨハン・グリモンプレは、「この映画は、現実の闇に光を充てることで戦慄の実態を赤裸々に晒しているが、それはより良い未来の構築を切望してのことである」と語っている。

 映画の原作は、南アフリカ共和国のネルソン・マンデラ大統領の元で国会議員を務め、マンデラ氏の後継者の時代に武器取引における巨額賄賂の実態を知り辞任したアンドルー・ファインスタインが執筆した『武器ビジネス マネーと戦争の「最前線」』だ。

 また、この映画には著名なジャーナリストであり、『収奪された大地―ラテンアメリカ500年』の著者であるエドゥアルド・ガレアーノ氏の作品も取り入れられており、ガレアーノ氏本人が声の出演をしている。

 全国の映画館での上映情報は、下記のウェブサイトにこれから掲載される予定だ。

▼関連リンク
映画『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』 | ユナイテッドピープル(株)

【石井 ゆかり】

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