2020年休廃業・解散企業数が過去最多の約5万件に
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昨年の休廃業・解散企業数は4万9,698件(前年比14.6%増)と5万件に迫り、調査開始の2000年以降で過去最多となった(東京商工リサーチ、18日発表)。一方、倒産数は7,773 社と減少しており、新型コロナウイルス感染拡大を受けた政府や金融機関の支援策が功を奏したようだ。
関連の従業員数は、休廃業・解散企業が12万6,550人、倒産企業が4万723人。休廃業・解散した企業を産業別で見ると、最多は飲食業や宿泊業などのサービス業(1万5,624件)、次に建設業(8,211件)が多い。代表者の年齢は70代が最多で41.7%、60代以上が84.2%を占めており、事業承継問題などをかかえていたところ、新型コロナウイルスの影響により、休廃業・解散という選択を迫られた企業が増えたようだ。
【茅野 雅弘】
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