グッドライフカンパニーが大幅減益 今期は子会社で新規事業
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12日、グッドライフカンパニー(東証ジャスダック)が2020年12月期の決算発表を行った。売上高は47億円(前期比3.4%増)、経常利益は2億円(同59.4%減)を計上した。同期はコロナ禍による仕入れ販売の遅れなどから、土地の売却額が11億円(同34.8%減)、粗利が8,000万円(同56.9%減)、建売が実績0(前期は売上高13億円、粗利2億円)となった。その一方で、建築売上高が27億円(同312.2%増)、粗利が2億円(同215.2%増)となったことなどから、粗利が低下した。さらに、自社の採用強化などから販管費も増加した。固定資産の増加などで自己資本比率は前期末から下げたものの、依然として76%(同6.6ポイント減)と高い水準を誇っている。
21年12月期は売上高70億円、経常利益2億円を予想。福岡および沖縄で積極的な用地仕入れ、人材への投資を行うことで開発棟数を増加させシェア拡大を図る。さらに、子会社・プロキャリアエージェントでエージェント(人材紹介事業者)用のコミュニケーションプラットフォームサービスを3月にスタートさせることも合わせて発表された。企業と求職者の最適なマッチングの実現に寄与していくという。
【永上 隼人】
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