【福岡県知事選2021（20）】服部副知事が自民党県連に推薦願を提出　9日にも推薦決定へ

　小川洋知事の辞職にともなう県知事選で、3日に出馬を表明した服部誠太郎副知事（66）は4日、自民党福岡県連に推薦願を提出した。県連では同日、推薦願を受けた協議を行っており、「推薦決定」の決議はされなかったものの、推薦する方向で県選出国会議員と調整することを確認した。

　今後、自民党県連は6日から7日にかけて服部副知事と同党所属国会議員との面談の場を設け、8日に選挙対策委員会と事務局で改めて協議を行う。自民党関係者によると、早ければ9日に選対会議を開いて服部氏に対する推薦を決定するみこみだという。

　昨日自民党県連で行われた会議では、今日にも出馬を正式表明するとされる、元国交省局長の奥田哲也氏（58）の名前は出なかった。自民党県連の関係者は、「（保守分裂した）前回選挙の時とはまったく雰囲気が違う。国会議員も県議も、候補者を一本化すべきという方針は共有できている」と話している。

【県政取材班】