観光庁、文化財の宿泊施設化に補助金支給
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観光庁はこのほど、「城・社寺を見る文化財から『使う文化財』へ!」のスローガンの下、城・社寺の滞在環境整備や体験コンテンツの造成・多言語化などの取り組みに対し、補助金を支給することを決定した。
同庁では、日本独自の文化が体験できる宿泊施設として、城や社寺といった文化財の活用を推進。城に宿泊する「城泊」や社寺に宿泊する「寺泊」は、特別な体験を求める国内外の観光客の満足度向上に加えて、交流人口の増加による周辺地域の活性化にもつながると期待している。
補助事業の概要は以下の通り。
<城泊・寺泊のインバウンド化、体験コンテンツ造成事業>
すでに城泊の取り組みを実施している、または具体的に計画している地域における城泊の訪日外国人旅行者向け滞在コンテンツの充実や魅力向上、訪日外国人旅行者の受入環境整備に必要な経費の一部を補助する。補助率は1/2、上限額は1件あたり800万円。<補助対象事業者>
・観光地域づくり法人。
・地域公共団体、観光地域づくり法人または民間事業者を中心に構成される地域協議会。
・民間事業者など。<補助対象経費>
・客室の改修、寝具・家具の購入にかかる費用。
・ホームページなどITを活用した情報提供・案内・予約システムの整備や多言語対応にかかる費用など。
※詳細はコチラ応募期間は5月24日~7月5日(午後5時必着)としている。
【代 源太朗】
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