消費者支援機構関西、健康飲料「リパソールAT」の広告が改善

　適格消費者団体の（特非）消費者支援機構関西は7日、景品表示法に抵触する疑いがあるとして改善を求めていた布亀（株）の健康飲料の広告について、改善が認められたと発表した。

　同社は健康飲料「リパソールAT」をウェブサイト「布亀オンラインショップ」で販売する際に、「飲み会の前に一本！のドリンクです！」と表示。同「布亀ヤフー店」でも、「お酒を飲む方」「飲み会が多い」などと表示していた。

　消費者支援機構関西は2019年6月、同社への「お問い合わせ」活動を開始。広告によって「本商品を飲用することにより、飲酒による身体へのダメージを軽減する、もしくは、二日酔いに効く」という印象を消費者に与えるとし、改善を求めた。

　指摘を受けて、同社はその後、「布亀オンラインショップ」「布亀ヤフー店」での掲載停止に踏み切った。現在も掲載停止が継続されていることから、消費者支援機構関西では同社への「お問い合わせ」活動をいったん終了するとしている。

【木村　祐作】