ストライク、M&A仲介の着手金を無料化
-
-
M&A仲介大手の(株)ストライク(東証一部)は11日から、契約時に受け取っていた着手金を無料化する。M&A業界では、会社の譲渡を希望する「売り手企業」から着手金を徴収するのが一般的。同社では資産総額に応じて100~300万円を受け取っていた。無料化によって仲介サービス利用のハードルを下げ、新規契約の増加を目指す。
同社は中小企業の事業承継やスタートアップ企業などを中心に、年間200件超のM&Aを成約させている。従来は仲介依頼の契約を結ぶ際に、資産総額が10億円以下の場合に100万円、10億円超~50億円以下の場合に200万円、50億円超の場合に300万円の着手金を徴収していた。
ただ、「実際に買い手企業を見つけてもらえるのか」「手元資金が少ない」などの理由から、着手金を支払うことをためらう声もあり、とくにスタートアップなどでは成長期待が高いにもかかわらず、資金が乏しい企業も多く、着手金の支払いがM&Aの最初のハードルとなっていた。
このため、同社は売り手と買い手を引き合わせ、基本合意の時点で「基本合意報酬」を支払ってもらう方式に変更する。基本合意報酬の料金体系は従来の着手金と同じにし、成約した際の「成約報酬」の体系も変更しない。
【永上 隼人】
法人名
関連キーワード
関連記事
2025年2月25日 13:402025年2月21日 15:302025年2月20日 13:002025年2月26日 13:302025年2月6日 11:002025年2月5日 15:002025年1月24日 18:10
最近の人気記事
2025年2月28日 14:00
2025年2月28日 06:00
2025年3月3日 06:00
2023年10月24日 10:45
2025年2月26日 08:32
まちかど風景
2025年2月13日 16:30
- 優良企業を集めた求人サイト
-
Premium Search 求人を探す