インバウンド客をつかんで、いつの間にか連日の大賑わい

 「天麩羅処ひらお 天神アクロス店」に行く絶好のタイミングを教えよう。筆者はアクロス福岡の地下街を1日4回、行き来している。そこで判明したことは何かというと、「天麩羅処ひらお 天神アクロス店」に間違いなく入店できるのは夕方4時だということである。

 ところで、筆者がほかにひいきにしている店で、5回電話しても予約できなかった店がある。「いったいどうしたことであろうか?」と興味を抱いて店に直行した。外では10人くらい客が待っている。大半がインバウンド客のようだ。店の名前は「焼肉処 石原牛」。オーナーはもともと、鹿児島県阿久根市で肉牛の肥育を行っている。したがって本来「薩摩牛」と名乗ってもよいのであるが、個人ブランド「石原牛」の名で提供している。生産者はそれほどに自信を持っているのである。

焼肉処 石原牛

 筆者はこれまでに50回ほどこの店で会食している。来福した友人たちを必ず「焼肉処 石原牛」に案内して接待する。肉質は確かだから誰もが必ず喜んでくれた。だが、店の状況はというと、これまで客の入りはいまひとつという印象であった。客筋を見る限り「インバウンド客の取り込みが少ないな」という印象を抱いていた。

 ところが、この状況がここ3カ月ほどで大きく変わった。気づけばインバウンド客が押し寄せていたのである。呼び込みの秘訣を聞いたが、ここで書くことはできない。ぜひ、昼間、博多リバレインの周囲を回ってみてほしい。歩行者の60%はインバウンド客である。

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