2024年11月23日( 土 )

日経平均株価が2万8,000円台に回復

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 内閣府は31日、8月の消費動向調査の結果を発表した。今後6カ月間の生活に関する見通しである消費者態度指数(2人以上の世帯)は前月比で0.8ポイントマイナスの36.7となり、3カ月ぶりに低下。消費者心理の基調判断については、厳しい状況にあるが、持ち直しの傾向が見られる。

 【表1】は、31日の東京株式市場における日経平均株価の推移表である。8月の消費動向調査を受けて、日経平均株価の動きに注目が集まったが、株価上昇の動きに影響を与えることはなかった。

 日経平均株価は前日比300円25銭高の2万8,089円54銭(前日比1.08%増)で取引を終えた。終値が2万円8,000円台に回復するのは8月12日以来19日ぶり。

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 【表2】は、九州地銀(FG・FHを含む)の8月の株価推移表。株価は高安まちまちの動きとなった。

・ふくおかFGは前日比18円安の2,033円(前日比0.88%減)。
・九州FGは同3円安の427円(同0.70%減)。
・西日本FHは同8円安の695円(同1.14%減)。
・北九州銀行を傘下に置く山口FGは同6円安の642円(同0.93%減)。
・大分銀行は同48円高の1,836円(同2.68%増)。
・宮崎銀行は同14円高の2,064円(同0.68%増)。
・佐賀銀行は同8円安の1,442円(同0.55%減)。
21年3月末の株価を上回っている銀行は1行もない。

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 新型コロナウイルス感染拡大で企業業績の先行きには不透明感が漂っている。日経平均株価(終値)は2万8,000円台を回復したが、はたして明日以降も九州地銀の株価を含め、順調に推移するのだろうか。

【(株)データ・マックス顧問 浜崎 裕治】

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