お酒は「百薬の長」、少量なら体によいのは本当か?【読者投稿】
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NetIB-Newsでは、読者のご意見を積極的に紹介し、議論の場を提供していきたい。
今回は、お酒の「百薬の長」説に関するご意見を紹介する。お酒は体に悪いという話もあれば、「百薬の長」といわれるだけあって少量ならむしろ体に良いという話もあります。お酒好きなら「百薬の長」説を信じたいところですが、一体どちらが正しいのでしょうか。
フランス人はワインを飲むから健康なのでしょうか。そもそも「お酒が少量ならば健康に良いのではないか」という話は、フランス人の食生活に関するある現象から生まれています。
脂肪の摂取や喫煙は動脈硬化を招き、脳梗塞や心筋梗塞を起こすことは昔から知られていました。ところが、フランスではバターなどの健康に悪い脂肪をたくさん摂取し、喫煙率も高いにもかかわらず、近隣諸国より心筋梗塞による死亡者が少ないことが知られており、「フレンチ・パラドックス(フランス人の逆説)」と呼ばれています。
そこから「フランス人はワインの摂取量が多く、そのことが健康に良い働きをしているため、このような現象が見られる」という仮説が生まれました。
お酒は少量なら脳梗塞や心筋梗塞のリスクは上がらないという仮説とともに、その後、複数の研究が行われ、お酒すなわちアルコールは少量であれば、脳梗塞や心筋梗塞など血管がつまる病気によって死亡する確率を減らす可能性があると報告されました。「お酒は少量であれば健康に良い」ということです。
結論として、少しのアルコールは、血管のなかの流れが良くなるため、血栓予防にもなるようです。私も少しアルコールを入れるようにします(笑)。
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