地域密着型の事業展開 永く愛されるブランドを目指して
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西武ハウス(株) 代表取締役社長 豊福 祐右 氏
地域に根差した活動を
福岡県一帯で展開されている分譲マンション「モントーレ」シリーズや、一戸建住宅「シエル」シリーズで知られる西武ハウス(株)。2022年で創業39年になる。「時代(とき)を超えて残るものを…」をコンセプトにしたモントーレシリーズは、1987年11月にシリーズ初となる「モントーレ地行」を竣工して以来、21年1月までに計85棟の分譲マンションを世に送り出してきた。22年11月には「モントーレ室見ステーションスクエア」が竣工予定。21年9月に販売を開始して2カ月でキャンセル待ちになるなど、人気を博している。
地域に根差した運営だけでなく、サステナブルな社会構築に向けてもさまざまな働きかけを行う同社。20年3月には(株)西日本シティ銀行よりSDGs推進企業として6項目でSDGs事業認定を受けている。具体的な活動としては、子ども食堂や学校への寄付、福岡市起案の「一人一花」運動への参加のほか、本社から舞鶴公園へ延びる道路に街路樹として桜の木を寄贈、環境美化活動としての地域清掃などさまざま。現在はさらに、福岡ソフトバンクホークス、アビスパ福岡、イコールワン福岡とのスポンサー契約、ライジングゼファーフクオカとのパートナー契約を結び、地域産業の活性化にも力を入れる。「人に優しく、感謝をもって仕事をしていくのは、企業に勤める者にとっては当たり前のことです。その考え方がかたちになったものがSDGsだと思っています」と話す豊福氏は、実際の活動を通して、社員の意識改革から地域すべての人々の「喜びの創出」を図る。
常に謙虚な気持ちで
豊福氏が社長に就任してから一年半が経ったが、祐右氏は謙虚な姿勢を崩さない。「今は『皆様の温かいご支援のもと無我夢中の思いで社長をしている』という感覚です。また、当社はディベロッパーですので、金融機関をはじめ設計会社、建築会社の皆様や、周りの方たちの知恵や協力があってこそ成り立つものです。関わり合う多くの方たちに感謝の気持ちをもって過ごしていくことは忘れてはならないと常に考えています」(豊福氏)。
時代とともに人々のライフスタイルや価値観は変化していくため、ニーズも移り変わっていく。そんななか、モントーレシリーズが30年以上も愛され続けていることが示す通り、同社は環境・プラン・品質・デザインなどあらゆる点で「つくり手が住みたくなる住まい」を追求してきた。「たくさんの人に支えられてこそ」の考えを貫き、謙虚かつ堅実に事業を展開する同社。今後の発展に大いに期待したい。
<COMPANY INFORMATION>
代 表:豊福 祐右
所在地:福岡市中央区長浜3-16-6
設 立:1985年7月
資本金:5,000万円
TEL:092-718-0075
URL:https://seibuhouse.co.jp
<プロフィール>
豊福 祐右(とよふく ゆうすけ)
1983年2月生まれ。2010年、西武ハウス(株)入社、13年(株)ラコルタ(現・(株)ラコルタ・ライフ・サポート)代表取締役社長、14年、西武ハウスソリューション事業部設立、執行役員、15年4月常務取締役、17年4月取締役副社長、19年10月Gマネジメント(株)代表取締役社長を経て、20年3月、西武ハウス代表取締役社長に就任。法人名
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