2024年11月22日( 金 )

喜び合いを掲げる保険のプロ集団 交通事故ゼロの社会を目指して

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(株)グッド・サポート 代表取締役
中島 克海 氏

お客さまに寄り添い、役に立つ喜びを

 (株)グッド・サポートは、中島克海代表が外資系損害保険会社のAIU保険会社から独立し、2002年に設立した総合保険代理店。一般の損害保険や生命保険はもちろん、サイバーリスク、貸倒リスク、海外取引リスク、M&Aにおける表明リスクなど、法人・個人問わずお客さまの危機管理における「グッド・サポート」を行っている。

 同社の強みは引受保険会社の多さ。これにより、お客さまの幅広いニーズに寄り添った最適なサービスの提供を可能にしている。

(株)グッド・サポート
代表取締役 中島 克海 氏

 掲げる経営理念は「役に立つ事を喜び合える『STAFF大歓喜企業』」。そこには「お客さまはもちろん、社員や家族、地域に対しても役に立つ企業でありたい」という中島代表の思いが込められている。

 実際、社員の健康促進に努めている企業として、19年に経済産業省から健康経営優良法人に認定された。20年には、災害など緊急事態に遭遇した場合に備えたBCP(事業継続計画)に注力していることが評価され、中小企業庁より事業継続力強化計画認定事業所として認められている。

 社外においては、老人ホームなど施設の人々に元気を与える「NPO法人九州プロレス」や、福岡のまちをライトアップし盛り上げる「福岡クリスマスマーケット」、熊本地震や全国の被災地の復興に尽力する「ロハス南阿蘇たすけあい」など、毎年さまざまな団体の支援を通じて地域へ貢献している。

交通ルール遵守で企業の信頼と命を守る

 同社は21年6月、ジェネクスト(株)のクラウド型車両管理システム「AI-Contact(アイ・コンタクト)」(※)を導入した。安全運転を「見える化」することで、社内のみならず、お客さまの事故削減に乗り出したのだ。

(※)AI-Contact: アプリを起動して運転すると走行データが取得され、位置情報および全国の道路交通標識データとの照合を通じてドライバーがいつ・どこで・どんな違反をしたのかが自動で記録されるシステム。

 「道路交通事故による死傷者を半減させる」ことは、SDGsのゴール3ターゲット6に掲げられた、世界が共有する目標である。日本では死亡事故のほとんどに道交法違反が認められており(警視庁21年1月4日公表)、喫緊の課題だ。「法律を遵守することで、事故による多くの被害者をなくしていく。自社で実践し広告塔になることで、安全運転への意識を広げていきたい」。中島社長は決然とそう語る。企業にとってはコンプライアンス強化や、自動車保険料の削減などのメリットにもつながることから、お客さまへの普及活動を強化する方針だ。

 中島社長は全国にある(一社)日本損害保険代理業協会の理事を務めるほか、16年に金融庁が行ったモニタリング調査(全国100社の保険代理店を対象)で、とくに先進的な会社として選出されるなど、保険業界の発展にも貢献している。

「すべての方々の役に立つ事が私の望みであり、会社の将来だと思っています。今後も継続して、役に立つ事を喜び合える『STAFF大歓喜企業』の発展に努めます」と語る中島代表。いつも笑顔の人である。


<COMPANY INFORMATION>
代 表:中島 克海
所在地:福岡市博多区御供所町2−63あなぶき博多ビル3F
設 立:2002年12月
資本金:1,000万円
TEL:092-263-6771
URL:http://www.good-sp.co.jp/


<プロフィール>
中島 克海
(なかじま かつみ)
1966年京都府生まれ。2002年(株)グッド・サポート設立、現在45名のスタッフが在籍する。18年より(一社)日本損害保険代理業協会の理事を務める。

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