2024年12月04日( 水 )

油山市民の森リニューアル事業、JR九州グループが優先交渉権者に

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 福岡市は28日、「油山市民の森等リニューアル事業」の公募結果を公表した。優先交渉権者に選定されたのは、九州旅客鉄道(株)を代表とするグループ。次順位交渉権者は、大和リース(株)福岡支社を代表とするグループとなっている。

「油山市民の森等リニューアル事業」優先交渉権者、次順位交渉権者

 市は油山市民の森と油山牧場を通じて、市民が身近で気軽に森林体験ができる空間創出に取り組んでいる。そうしたなかで、2019年度に油山市民の森が開園50周年を迎えたことを契機に、両施設がこれから先の50年も市民に親しまれるようにするためのリニューアルを決定した。

 リニューアルを通じて、両施設に求められている新たな市民ニーズへの対応、SDGsの視点を踏まえた森林や農地といった多面的な機能の発揮を目指す。

 19年度の利用客数は累計18万人で、全体の67%(12万人)が土日の利用となっている。季節別で見ると、春と秋の利用者が多い。

【代 源太朗】

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