九州百貨店5社21年度決算 明暗分かれた損益
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これまでに出揃った九州主要百貨店5社の2021年度決算によると、5社とも増収になったが、経常利益ではトキハと博多大丸が赤字から脱出できなかった。
再三の緊急事態宣言とまん延防止措置の発令で想定より客足の戻りが遅く、売上高は井筒屋を除く4社が予想を下回った。井筒屋は小倉本店に経営資源を集中する戦略が奏功した。岩田屋三越は13.7%増の960億円だったが、9月中間決算後の下方修正を38億円下回った。
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