2024年11月22日( 金 )

従業員の生活を守るため、ベースアップを発表するも

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 (株)コーセーアールイー(福岡市中央区、東証一部)は27日、正社員の賃金のベースアップを8月から実施すると発表した。内容は営業社員約3%増、事務社員約5%増、全社員計約4%増というもの。同社はベースアップの目的について、(1)急激な物価上昇から従業員の生活を守り、政府の掲げる経済政策の1つである「賃金アップ要請」に応えるため、(2)従業員の生活の支援とモチベーションの維持・向上のため、(3)長期的な企業価値の向上につなげるためとしている。

 しかし、6月24日の終値667円であった株価はきょう(28日)午後1時の時点で650円と下がっている。諸藤敏一代表取締役社長は、「物価高から従業員の生活を守るためにベースアップを実施しようというのに、市場ではあいにく評価されていない。困ったことだ」とぼやいているようだ。

関連キーワード

関連記事