福岡市長選挙、11月20日投開票

　12月6日に任期満了を迎える福岡市長選挙の日程について、同選挙管理委員会は11月6日告示、同20日投開票とすることを発表した。今のところ現職の高島宗一郎市長（3期目）は態度を表明しておらず、ほかに立候補を表明した人もいない。

　1947年に公選制となって以降、同市長を最も長く務めたのは進藤一馬元市長（在任期間：72年9月～86年11月）の約14年で（4期目途中で健康上の理由により辞職）、高島市長が再選されれば、任期中に同最長記録を更新することとなる。

　6月21日時点での選挙人名簿登録者数は129万5,448人。高島市長が3選を決めた2018年の選挙では、高島市長のほかに候補者が1人しかおらず、高島市長の得票数は同選挙史上最多の約28万5,000票を獲得したものの、投票率は31.42％と過去最低を記録しており（10年：43.67％、14年：38.73％）、低下に歯止めをかけられるか、注目される。

【茅野　雅弘】