3年ぶり開催「大浜流灌頂」~博多の夏の最後を彩る夏祭り
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掲げられる武者絵 博多区大博町では24日から26日まで、「大浜流灌頂(かんじょう)」が行われている。
灌頂とは、真言宗など仏教において仏門に入るときや、修道者が一定の地位にのぼるときに、香水を頭にそそぐ儀式のこと。もともとは菩薩が成仏して、仏に至る儀式を指す。
1755年(宝暦5年)の大嵐により船の沈没や家屋倒壊が発生。翌年には疫病が流行した。これらの災害による多数の死者を弔うべく始まったのが、この「大浜流灌頂」だ。通り一帯に提灯が連なる 露店が立ち並ぶ 当日は一部エリアにおいて
車両通行止めとなる現在ではこれら先祖、初盆を迎えた人々の供養を行うため、東長寺一山の僧侶による読経が行われている。
また、大浜エリアの一部は一時通行止めとなり、多くの露店が立ち並ぶこと、エリア内3カ所には博多最後の絵師といわれる明治時代の絵師・海老崎雪渓の武者絵が設置されており、道行く人々はそれを見上げていた。
「大浜流灌頂」は本日26日まで。ご興味のある方はぜひ足を運んでいただきたい。
<EVENT INFORMATION>
場所:福岡市博多区大博町 周辺
日時:8月24日~26日
午後6時頃~午後9時頃
終了時間は予告なく変更となる可能性あり【杉町 彩紗】
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