2024年12月23日( 月 )

台湾国慶節レセプション 13日から水際対策緩和

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台湾国慶節レセプション

 台北駐福岡経済文化弁事処(総領事館に相当)は7日、アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ(福岡市中央区)で中華民国の建国111周年を記念するレセプションを開催した。国会議員約20名、福岡県内および九州各県の自治体関係者を始め、文化・経済団体関係者、企業経営者、当地領事団代表、華僑など約300名が参加した。

陳銘俊処長(総領事)    陳銘俊処長(総領事)は挨拶において、TSMC(台湾積体電路製造)の新工場設立のプロジェクトが順調に進んでいることを紹介したほか、自由、平和で安定した社会を目指そうと呼びかけた。陳処長は懇談および食事の時間を長くという考えから、自身の挨拶を2分以内で終わらせ、来賓には挨拶を1分以内で行ってもらうよう依頼。各来賓もそれに応えるかたちでポイントを絞って祝辞を述べた。麻生泰九州経済連合会名誉会長が乾杯の音頭を取った。

 会場には台湾各地域の観光案内情報コーナーが設けられていた。日本が11日から水際対策を大幅に緩和したのに続き、台湾も13日から大幅に緩和する。入境者の上限を週5万人から15万人へ引き上げ、日本などからのビザなしでの短期滞在を可能とするほか、入境者に求めてきた3日間の隔離施設での待機(およびその後の4日間の自主防疫)を7日間の自主防疫に変更する。入境者は体調に異常を感じなければ、自由に行動してよいことになる。陳処長は水際対策に関して日台双方が同時期に緩和することを意義深いものとして強調するとともに、日台が連携して相互に往来を促進することへの期待を語った。

台湾各地域の観光案内情報コーナー

【茅野 雅弘】

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