新しいまちで時空を紡ぐ「九都連祭」
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古墳の山頂にピンクのドアが出現
11月5日、JR筑肥線「九大学研都市駅」周辺エリアで事業に取り組む経営者らが、より良いまちづくりの実現に向けて結成した九大学研都市駅地区商業連盟主催の「第3回九都連祭」が開催された。
会場となる山ノ鼻古墳公園には、子どもたちが楽しめるゴーカートや出張遊具のほか、ポニーとふれあえる出し物や、バラエティに富んだ屋台などが集結。4世紀前半の築造で国指定史跡「今宿古墳群」のなかで最古の古墳となる山ノ鼻古墳の山頂にはインスタスポットとしてピンクのドアが出現。秋晴れの清々しい晴天のなか、大勢の子ども連れがあつまり、「新しいまちの新しいコミュニティ」を楽しむ姿が見られた。
九大学研都市駅は九州大学移転事業にともなって進められた伊都土地区画整理事業の一環として新設され、2005年の九州大学伊都キャンパス開校に合わせて開業した。豊かな自然と利便性の良さから県内外からの転居者が急増し、西都校区はかつての田園風景から、高層マンションが建ち並ぶ街へと変貌。若い子育て世代や大学生が多く住む地域となっている。
2019年に「第2回九都連祭」を開催した際には、8,000名以上が来場。地元の秋のお祭りとして、早くも定着したと思われたが、その矢先にコロナ禍となり、感染拡大防止の観点から、第3回の開催を見送っていた。
【児玉 崇】
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