アビスパ快勝!スポンサーも700社を超える
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J2のアビスパ福岡は、7月8日、2015明治安田生命J2リーグ 第22節ギラヴァンツ北九州との対戦─『福岡ダービー』をホームのレベルファイブスタジアムで行い、4-2で勝利。この結果、10勝6敗6分で勝ち点36の第5位にランクアップした。1試合での4得点は、5月6日第12節ザスパクサツ群馬との対戦(レベスタ)であげた4得点以来の今期最多タイ。
今期ラストの『福岡ダービー』で、観衆7,082人がそれぞれに熱き声援を送り続けた。まさに『福岡ダービー』の名にふさわしい、ゴールのラッシュが見ることができた。
試合開始7分にアビスパは金森健志選手が先制点を決めた。19分に城後寿選手が2点目のゴールを決め、試合の主導権を握った。23分ギラヴァンツに1点を返されるが、47分と53分に鈴木惇選手のゴールで引き離した。60分にギラヴァンツに2点目を決められるものの、その得点で抑え4-2で快勝した。粘り強いディフェンスが誇りのアビスパ、2得点されたことは次節への課題となったが、それ以上に『福岡ダービー』での4得点は、今後の試合に勢いをつけるパワーとなるであろう。
先制点をあげた金森選手は、U-22日本代表メンバーに選出されるなど、亀川 諒史選手(U-22日本代表)とともに若手成長株として期待が寄せられている。そして、アビスパの顔である城後選手と中盤の要の鈴木選手と若手と中堅・ベテランがそれぞれの役割を発揮し、最後まで試合の主導権を握り、貪欲にゴールを狙う姿勢が伺えた。以前にも述べたように、試合開始10分までは、心身のコンディションを慣らすのに一番苦しい時間帯である。その間の7分に先制点をあげたことは、意義深い。ギラヴァンツのダメージは大きかったと予想できる。そして19分の得点。試合の前半で、完全にアビスパが主導権を握れたことが、この試合の勝利の一番の要因である。
そして何よりも中3日という厳しいスケジュールのなか、アビスパの全選手がハードワークを続けて、勝利を獲得できたことが今後の試合へ大きな励みとなろう。試合でのハードワークを実践するための、日頃のハードなトレーニングの成果が現れ出してきている。次節の第23節は、7月12日(日)に水戸ホーリーホックとアウェー(午後6時ケーズデンキスタジアム水戸)で対戦する。再び中3日のスケジュールである。7月に入ってから厳しいスケジュールでの活動が続くアビスパ。『福岡ダービー』のようなゴールラッシュで、観客を魅了しながらの快勝が期待される。
また7月6日現在で、オフィシャルスポンサー数が706社に達した。前年同期比で約5倍の数字とアビスパは公表。アビスパの応援体制も、日増しに拡大してきている。アビスパの、さらなる進化を皆でサポートしたい。
【河原 清明】
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