2024年12月22日( 日 )

博光運輸が市の港湾施設を転貸、年約1億1,000万円の賃貸借料を受け取る

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 福岡市が管理する土地建物で、条件を満たした民間事業者のみに利用許可が与えられる博多港の港湾施設が、条例に違反して複数の業者に転貸しされていることが判明した。今回、問題となっているのは、博多区石城町に本拠を構える博光運輸(株)。

 同社は港湾施設の利用料として年3,800万円を福岡市に支払っていたが、他の事業者から利用料名目で年に合わせて約1億1,000万円の賃貸借料を受け取っていたとされる。同社担当者に取材を申し込んだところ、「いずれの報道機関にも回答しないように言われている」という回答であった。

 動画では、転貸が行われていた中央区那の津2丁目や、東区箱崎ふ頭5丁目の箱崎営業所の様子なども含め、現状をリポートした。

【吉村 直紘】

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