二見ヶ浦側、北崎地区の新スポット整備に湘南の企業
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福岡市が公募していた「北崎地区立ち寄りスポット整備事業」の優先交渉権者に、地方創生事業などに取り組む、湘南の(株)デジサーフ(神奈川県藤沢市、高橋佳伸代表)が選定された。
なお、次順位交渉権者には福岡の(株)ブルースカイ(映えスポットとしても人気の西区西浦の『#ジハングン』などで知られる)が選定された。
同スポット整備事業は、市が推進している海辺のまちの魅力向上プロジェクト「Fukuoka East&West Coastプロジェクト」の一環で実施されるもの。
整備場所は、糸島観光の代名詞でもある二見ヶ浦・夫婦岩まで自転車で10分圏内の、飲食やショッピングが楽しめるリゾートモール「パームビーチ・ザ・ガーデンズ」の近く(福岡市西区西浦、下図参照)。
玄界灘に面しており、周辺エリアでは、潮風を感じながらのツーリングやドライブ、海外線沿いのオシャレなカフェでの飲食などが楽しめるため、週末ともなれば多くの人で賑わう観光スポットとなっている。
事業対象地の面積は6,134.19m2で、最低貸付料は年額900円/m2。トイレ整備に必要となる井戸水、合併浄化槽の設置にかかる費用については、それぞれ2,274万2,000円(税込)、2,755万8,000円(同)を上限に、市が負担する。
市は周遊観光の起点としての整備を目的としており、既存の観光スポットや地元商店などとの、相乗効果の発揮が期待される。
優先交渉権者に選定されたデジサーフは、これまで機材の後片付けが不要のBBQ場「PARADA RESORT BBQ(長野県)」の企画・運営、Park-PFI事業による泉南市営りんくう公園(大阪府)の再生(代表企業:大和リース)における、アスレチック、BBQ棟、キャンプホテルの企画・運営などを手がけており、BBQやマリンスポーツなどが手軽に楽しめる、複合型施設の誕生が見込まれる。
同スポットは、2024年度中の供用開始を予定している。
【代 源太朗】
法人名
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