2024年11月21日( 木 )

天神と博多を結ぶ清流公園の管理運営事業者を募集

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 福岡市は、清流公園(博多区)の管理運営事業者を、公募型プロポーザル方式で募集する。応募表明書などの提出期間は5月9日(火)~11日(木)まで。

 清流公園は、市の戦災復興土地区画整理事業により、1952年度に開園した街区公園。那珂川に面する細長い形状で、天神と博多を結ぶ都心回遊軸上に位置している。同公園を含む事業区域の面積は約1万1,831m2。中洲まつりや中洲JAZZなどのイベント会場としても、市民に親しまれている。複合商業施設「キャナルシティ博多」にも近いことから、多くの人が憩い、行き交う、都心のオアシスとなっている。

那珂川に面した清流公園
那珂川に面した清流公園

    また、同じく天神と博多を結ぶ春吉橋の近接地でもあり、近年では春吉橋の架替事業で設置された迂回路橋との一体的な空間利用によって、新たな賑わい創出(令春橋宴祭(れいしゅんきょうえんさい)の開催など)が試みられている。事業用地は下図参照(福岡市公表資料より)。

福岡市公表資料より

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博多と天神つなぐリバーサイド春吉(前)

 清流公園の管理運営事業には、Park-PFI制度や指定管理者制度を導入。民間のノウハウを活用し、公園利用者の利便性や公園の魅力向上を図る。なお、市に支払う公園施設の使用料の最低額は以下の通り。

公園施設使用料 最低額

 同事業は、市が推進する水辺のまちづくり施策「リバーフロントNEXT」との協働が期待されており、同施策を代表する福岡の新たな名所となるような、特定公園施設の設計・工事が求められている。なお、同施設の整備に必要となる工事費用には下限額が設けられており、6,900万円(税込)となっている。

 応募表明後の主なスケジュールは、5月31日に応募資格審査結果の通知、7月6日~10日の期間で提案書類の提出、8月中旬以降に優先交渉権者の通知、24年1月に実施設計の実施、9月頃に指定管理基本協定書の締結、25年4月からの指定管理期間開始(最長20年)が予定されている。

▼その他詳細はコチラ
福岡市 清流公園整備・管理運営事業事業者公募について
 

【代 源太朗】

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