2024年12月23日( 月 )

東京の映像プロダクションC3FILM 糸島の交流拠点にラボ開設

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糸島を九州エリアの窓口、撮影拠点に

オープンコミュニティスペースみんなの
オープンコミュニティスペースみんなの

    映像制作会社の(株)シースリーフィルム(東京都品川区、山田修三代表)は、糸島市にある面白いことに取り組むみんなのための交流拠点「オープンコミュニティスペースみんなの(以下、みんなの)」内に、ITOSHIMA_LABO.(いとしまラボ)を今年4月に開設した。

 みんなのは、糸島市の玄関口、JR筑肥線・筑前前原駅から徒歩7分程度の通いやすい場所にある未来型公民館。設置された本棚にある本は自由に読むことができ、会議やトークショーなどのイベント会場としても利用することができる。また、Wi-Fi、プリンター完備で飲食も可能と、リモートワークにも最適。友人や偶然居合わせた人とのコミュニケーションを楽しむ井戸端会議の場としての利用も、もちろんOKだ。

 シースリーフィルムは、みんなのを運営する、いとしまちカンパニー(同)の代表の1人で、CG制作プロダクション(株)ランハンシャの下田栄一代表が掲げる、デジタルテクノロジーによる地域の活性化に共感し、今回のいとしまラボ開設を決めた。すでにいとしまラボの第1弾プロジェクトとして、ランハンシャとともに、XRコンテンツの企画開発を進めている。現在制作中のコンテンツは、360度投影のハイクオリティな没入型映像で、みんなの施設内に設置されている4面プロジェクションシステムで体験することができる。

みんなの内の4面プロジェクションシステム
みんなの内の4面プロジェクションシステム

 シースリーフィルムは創業以来、30年以上の長きに渡り、映像コンテンツの企画・制作のノウハウやXRなどの最新技術を生かし、全国各地の自治体や企業とワクワクするような未来図を共創してきた。同社のことは初めて知ったという人でも、メガネのZoffのテレビCM「New HERO ヌートバー」やIG証券のオンライン広告「ノックアウトオプション リスクが見える」など、同社が手がけた作品は目にしたことがあるのではないだろうか。

 同社は、豊かな自然を擁しながらも、福岡市の中心部天神・博多までJRや福岡都市高速道路の利用で50分圏内と、交通利便性も高い糸島を、九州エリアにおける映像制作案件の窓口、撮影拠点、そしてネットワーキングの場としても活用していく方針だ。

【代 源太朗】


<INFORMATION>
ITOSHIMA_LABO.(いとしまラボ)

[所在地]
福岡県糸島市前原中央3-4-3 
「オープンコミュニティスペースみんなの」内
※駐輪場あり
オープンコミュニティスペースみんなの
https://minnano-itoshima.com

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