具志堅用高氏が来福！三松スポーツジム・チャリティ興行でサイン会

    全日本ボクシング協会の公認ジム・三松スポーツジム（春日市）は6月25日（日）、チャリティ興行「ドリームファイトシリーズ.24」を開催する。コロナ禍の影響により世界中のボクシング興行が中止に追い込まれるなか、三松スポーツジムの大会も2018年の大会を最後に、開催を見送ってきた。久々の開催となる「ドリームファイトシリーズ」には、元WBAジュニアフライ級世界チャンピオンの具志堅用高氏がゲスト参加し、リング上で挨拶とチャリティサイン会も実施する。

　三松スポーツジム在籍の有力選手の新人戦やオープン戦が組まれるなかでのメインイベントは21年度の全日本新人王でスーパーバンタム級日本ランカーの平野岬選手が出場の8回戦が行われる。平野選手は、高校時代は陸上部に所属しマイルリレー（1,600m）でインターハイにも出場した脚力の持ち主。抜群のスピードと距離感のセンスあふれる選手でジム関係者が「3年以内にタイトル戦線に絡んでくる」と期待を寄せる有望株だ。「応援はもちろん、地方から成り上がっていく物語の始まりを会場で目撃してほしい」と生観戦の迫力を推奨する。

　これまで開催したすべての興行で春日市の団体に寄付してきたが、24回目となる今回も青少年育成を目的に収益の一部が春日市に寄付される。

【鹿島　譲二】